ドイツでアウディドライブ日記 DAY 0

　参加者にキャンセルがでたのでということで、なぜかまぎれこんでしまったAudi Driving Experience situation 6のドイツ編。ちょっと大事な仕事もあったのですが、他にまかせて参加することにしてしまったのでした。
　ＡＤＥの海外編は現地集合、現地解散。せめてスタートとエンドの場所が一緒だとエアの手配も少し楽になるのですが、今回はミュンヘン集合、フランクフルト解散というパターンなのです。予定外の参加で、参加費を工面したので、交通費はなるべく抑えたい。そんなわけで、マイルを消化して往復というプランを検討するのでした。
　ＡＮＡのマイルですが、なかなかＡＮＡのフライトは予約がとりにくい。キャンセル待ちをしていたのですが、心配になってきたので、1ヶ月前にはルフトハンザの名古屋便を使うことにして予約をいれなおしたのでした。
　それでも、ミュンヘンまでの便がフランクフルトからの直行がとれなくて、やむを得ずノーマルチケットで手配することにしたのでした。おかげで、マイル旅行のはずが、燃油サーチャージや国内線代で10万円近くかかってしまっています。
　あとは、旅程の都合でミュンヘンとフランクフルトの前後泊の宿を手配して、旅の準備は完了です。

　後は、仕事の関係ですぐに帰らなくてはいけないので、前乗りをしてミュンヘンあたりを観光するか、ハノーファーをまわってから入るかなんていう事も考えはしたのですが、夏休みで混んでいたらと思うと急に面倒くさくなってしまい、プログラムにぎりぎり間に合うようにというフライトをチョイスでした。

　８月２８日、仕事が終ってから荷物をパッキングして空港へと船で向かいます。来月から値上がりするということで今回は回数券を買うことにしたのでした。期限内にちゃんとつかえれば、５０００円近くお得という計算です。

　中部地方は局地的な大雨で陸上交通にみだれがでていましたが、海の上には影響なし。波も比較的おだやかです。低気圧が近くにいるときは波に揺られて結構酔いそうになるので、今日は快適です。

　セントレア前のホテルにチェックインして、荷物をチェックすると、でるわでるわ。忘れ物のオンパレードです。カメラに入れてあったはずの１６ＧＢのＳＤカードとＣＦカードアダプタを筆頭に電圧の変換アダプターにシャツにスーツケースのロックです。まあ、財布の中身がないのはいつものことなので気にはしていませんが、ＣＦカードだけは予備の４ＧＢのカードがあったのでそちらで代用です。あとはセントレアの中で買い物です。

　こんなばたばたとしたスタートですが、とりあえず、セントレアに前泊です。テレビをみていると名古屋方面の交通にかなり乱れがでているようなので、前泊にして正解だったような気がしました。今年は本当に局地的な雨が多いですね。

　８月２９日。さて、いよいよドイツに向けて出発です。アシアナの時には同じスターアライアンス系にもかかわらず、ルフトハンザの国内線につなぐ搭乗券の発券ができなかったのですが、今回は接続便も含めて発券してもらえました。ルフトハンザ同士だからということかもしれません。


　空港ラウンジのファーストクラス側はどちらかといえば、単に一部をしきっただけという作りです。トイレも一度出てビジネスクラス側のラウンジに行かないとありませんし、あまり人に会いたくないっていう人以外には価値がないような気がします。
　のんびりネットサーフィンをしながら搭乗時刻を待っています。すると、土砂降り雨が降ってきました。朝、晴れていて安心していたのに大丈夫なのでしょうか。まあ、雲の上は晴れているとは思いますけどね。


　飛行機に乗り込むと、ＣＡさんが今日はどこでもあいているのでお好きな席でも大丈夫ですよとのこと。名古屋線は搭乗率が低いのでしょうか、ファーストクラス貸切になっちゃいました。これで日本人のＣＡさんだと緊張しないで済むのですが、英語でやりとりをしなきゃいけないので１対１になるとまわりの様子で判断できなかったりしてちょっと大変です。
　出発して直ぐに御飯を出してもらい、とりあえず寝ちゃうことにします。カウンターにワインのセッティングとかしているのですが、私のオーダーはノンアルコール。ちょっと手持ちぶさたかもしれませんね。アメニティキットのケースがリモワのサルサ風でちょっと気に入りました。帰りも手に入ると良いのですが・・・。


　ずっと寝てるつもりだったのですが、見ていない映画があったので結局３本もチェックしてしまいました。Speed Racer,The Spiderwick Chronicles,10,000 B.C. です。他にも観たい映画はあったのですが、日本語がないんです（涙）。映画の始まりに挿入されているＣＭがアウディで、これからの気分を盛り上げてくれるのはおまけです。

　快適なフライトですが、やはり１０時間以上の旅は疲れます。


　フランクフルトでの乗り継ぎは、いつもと違うルートを案内されました。地下の長い通路を通らなかったのです。一度出てまた入るみたいな感じのコースです。今回はセキュリティにひっかからなかったので良かったですけどね。

　今年は、このクラッシックカーが当たるみたいですが、応募してくるのを忘れました。（笑）

　ルフトの国内線はシートが変わっていて以前の革張りシートよりも座りやすくなった気がします。ちなみに、今回仕入れた小ネタですが、昔のヨーロッパのショーファードリブンな車ではフロントが革張りでリアがモケットだったということで、革張り＝汚れるのでという感覚だったとのことです。


　機内食を夕食代わりにいただいて、ミュンヘンに無事到着です。前泊のお宿はエアポートホテルなのですが、有料のシャトルバスに乗らなくてはなりません。３０分に一本しかこないのが少々不便です。待てない人はどうせ有料ならばとタクシーを使ってしまいそう。


　空港のまわりをぐるっとまわる感じでSchwaigという村に。ここには何軒かのエアポートホテルが集中しています。チェックインをすると部屋にはウェルカムフルーツが盛ってありました。明るいけれど夜の７時過ぎ。少しだけ近所を探検して、明日に備えてさっさと眠る事にします。


　長い一日が終わり、いよいよ明日からアウディな旅の始まりです。